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スニーカーラボのシューケア用品比較レビュー

洗剤不使用なので誰もが使いやすいケア用品

結論から言うと、洗剤成分が入っていないのでケア初心者でも失敗を恐れず使える優秀なシューケア用品でした!
最初は「バクテリア・・・!?!?」と懐疑的になりますが(笑)
どのケア用品を買えばいいか分からない方にも自信をもってオススメします。かなり使いやすいです。
ちなみに、ニューバランスのオフィシャルストア(直営店)でも取り扱いがあります。

  • バクテリアと酵素が原料のラインナップ

    世の中のスニーカークリーナーはほぼ洗剤!ですが洗剤成分が入っていないので、黄ばみや変色の心配がない
    80時間働く自然界のバクテリアや酵素を原料としており、分子レベルで働きかける


  • 生地や手肌を傷めにくい

    手荒れしにくく、革の風合いが損なわれてバリバリになったりしにくい


  • 特長

    無毒・不可燃性・不腐敗性・環境に優しい


製品ラインナップ・取り扱い店舗

スニーカーラボの製品はニューバランスのオフィシャルストア(直営店)には必ず取り扱いがあります。
が・・・実際はまだそんなに販路がめちゃくちゃ広いというわけでもない感じで、「売ってるのみたことないよ!」という方は多いのではないかと思います。
私もまだNBの店頭かネットでしかお目にかかったことがありません。

Amazonなどのネットショッピングでスニーカーラボの製品を単体で買うと送料が高いので、【ケア用品をこれから買いたい!】という方や【コスパを重視する方】は以下のプレミアムキットがオススメです。

SNEAKER LAB(スニーカーラボ)
¥2,640 (2023/01/30 22:58時点 | Amazon調べ)

  • Sc

    汚れ落とし(ミスト状)
    スニーカーに付着した汚れを浮かせて取る生物分解性のクリーナー。
    スエード・ツヤ革、布、すべての素材に使用できる。
    バシャバシャ使わなければそれなりに長持ちはする。


  • Op

    デオドラント(ミスト状)
    嫌なニオイに働きかける生物分解性のデオドラントスプレー。
    バクテリアが悪臭の原因を分解し、無臭の二酸化炭素に変える。
    精油っぽい香りがするが、残るようなきつさは無い。


  • Sp

    撥水スプレー(ミスト状)
    汚れやシミから守るウォーターベースのトリートメント。
    撥水作用の膜を張り、撥水することは勿論、布・革の質感を維持する作用がある。


  • Lc

    レザー用栄養クリーム(クリーム状)・・・つやつやした革用
    レザースニーカーを守る保護剤と栄養素を組み合わせたウォーターベースのクリーム。
    ひび割れを防ぎ、防水効果とUVカット効果も併せ持つ。

  • Wipes

    汚れ落としのScがしみ込んだペーパークロス


汚れ落としSc(Sneaker cleaner) 使用方法&感想

スエード素材

半年以上、日常的に履いているCM996をキレイにしていきます。持っている方も多い定番のモデルです。


  • step.1

    全体的にブラッシングをする。
    ブラッシングをすることで表面のホコリが落ちるのでケア時間の短縮ができます!


  • step.2

    Scをアッパーに吹きかけ2~3分放置して待つ。(バクテリアが分解する時間)

    スニーカーラボScの使い方

  • step.3

    水を含ませたブラシで擦る。
    さらにブラシに直接Scを吹きかけて優しくブラッシング。

    スニーカーラボScの使い方2

  • step.4

    Finish!!
    だいぶキレイになりました!一切手を付けていない方と比べるとパッと明るくなっています。
    簡単なのに・・・ちょっと感動です。


感想

濡らした部分が乾くのも、そこそこ早かったので、時間がない時のケア(明日どうしても履きたい時とか)にめっちゃ良い!!と思いました。
丸洗いするわけではないので、スエードがバリバリになったり風合いが損なわれる感じもなく、初心者でもかなり使いやすいと感じました。

スムースレザー(ツヤ革)素材

made in USAのM995を用意しました。白のレザーなのでとにかく汚れが目立つ!!!
「白い靴が欲しいけど汚れが目立つからなぁ」と諦めている方の参考になれば嬉しいです。
実は諦める必要がないくらい手入れは簡単です。
家に黒ずんできた白いNIKEエアフォースなんかがある方も試してみてくださいね。


  • step.1

    スエード素材(起毛革)ではないので、やさしくブラッシング。
    もしお持ちの方は、馬毛のブラシでホコリをはらってください。(豚毛や化繊よりも柔らかくて安心)


  • step.2

    Scを吹きかける。
    ちょっと待ってからブラッシング。(バクテリアが分解する時間)
    水を含ませたブラシで擦る。(2~3分)
    擦った後の泡や水分はタオルなどで拭き取ります。

    スニーカーラボScの使い方3

  • step.3

    スムースレザーは傷がつきやすいので、汚れと共に汚れがついてしまっている所は難儀しました・・・泣
    ただ、スエードに比べて軽い汚れは面白いくらいスッキリ落ちました。
    写真はちょっと分かりにくいかも・・・ですが、擦って汚れたような薄い汚れは綺麗になりますのでご安心を。


感想

スムースレザーの場合、起毛革と違ってミストや水分がサーーーっと垂れていきやすいのでちょっとだけ難儀しました。
なので、汚れてもいいような場所か、屋外でやるとやりやすいです。部屋でやると汚れます。(笑)

Sc(Sneaker cleanar) まとめ


  • アッパーに使ってみて

    最初からワイプス(Scがしみ込んだクロス)も買ってもいいのですが、正直コスパが良いのはScなので、Scを使い倒すのがオススメです。
    日常生活でついてしまうような汚れは、簡単にきれいになりますので持っていても損は無いし小さいのでかさばらない。

    強いていうなら付属のブラシは毛足が長くて使いづらかったです。毛が柔らかめなのはgoodなのですが安定感がイマイチ。
    その付属のブラシの毛足を短く切るというワザもあるみたいなので、切ったらまだマシになるかもしれません。


  • ミッドソールに使ってみて

    ミッドソールにはScを直接吹きかけてブラシで擦るのが一番キレイかつ時短になります。
    が、しかし、何プッシュもして泡が立ちすぎるとアッパーに泡が沢山かかってしまうので片足1プッシュくらいで良いと思います。

    付属のブラシは毛足が長くて、ミッドソールをゴシゴシするとアッパーに水が散るのがストレスに感じました。
    ミッドソールには、歯ブラシが丁度いいかなと思いました。アイテムを増やしたくない!という方は付属のブラシを短く切るというワザをご検討ください。

    CM996のようにソールに凹凸やデザインが無いものに関しては拭き取り(ワイプス)でもすぐキレイになります。


  • 仕上り

    洗剤成分が入っているものだと、革が硬くなったり手触りが変わったりするのですが、そういった心配がなく使えました。
    今のところ退色(変色)することもなかったです。(大事な革には一応気をつけてください)

    ケア用品が欲しいけど難しそう・・・と尻込みしている方にも簡単に使えます。


スニーカーワイプス使用方法&感想

スエード素材

ブルーのML2002Rをご用意しました。黒やグレーに比べて色モノは、ケアをどうしたらいいのだろう・・・と思うのではないかと思います。
色落ちしないかなども実際に見ていこうかなと思います。


  • step.1

    ワイプスを小さく折りたたんだ状態で、アッパーを拭いていきます。
    質感は、使い捨てのめがね拭きの不織布っぽい、靴に傷が入らないようなパリッとした質感です。


  • step.2

    ワイプスにはScがヒタヒタに含まれていて、大きさは16×19と大きめではあるので、1枚で両足は余裕でいけます。
    ミッドソールまでしっかり使えますが、最初にアッパー→ミッドソールの順番が良いと思います。汚れが余計につくのを防ぐためです。


  • step.3


    20分くらい放置していると完全に乾いていました。
    CM996と同様、なにもしていない方に比べて、くすんだ感じが取れてサッパリしました!!!
    写真だと分かりづらいですが・・・見て分かるくらいにはキレイになります。


    淡いブルーのアッパーに使用しても色落ちはありませんでした。


ミッドソール

アッパーをキレイにしたついでに、ミッドソールもお掃除しました。
ML2002Rはなんせ、細かい溝が多い・隙間があるので掃除がしにくいです(笑)


  • step.1 ワイプスを使用

    アッパーに使った後ですが、液はしっかり残っていました。
    2,3分ゴシゴシするも正直、そんなにキレイになった感じがない。
    ミッドソールは変化が分かりやすいパーツのはずですが、溝が多いせいか、思ったほどパッと白くならず。


  • step.2 Scとブラシを使用

    Scを直に吹きかけて水で濡らしたブラシで擦っていきます。
    ワイプスよりも瞬時に真っ白になりました。やはり、溝が多いソールにはブラシが勝ちました。


  • 結論

    CM996ML574などのフラットなミッドソールにはワイプスはおすすめ(使いやすい)
    ML2002Rなど溝が多いミッドソールにはScとブラシの組み合わせが断然おすすめ!

    そもそも溝って何!?という方は下の写真を参考にしてみてください。2002というモデルは溝やミッドソール表面の意匠が多めという事がお分かりいただけるかと思います!


おまけ:ウェットティッシュでも代用できる

先程、「ワイプスのコスパは正直良くない」と書きました。
なので、【アルコールが含まれていないウェットティッシュにScをしみ込ませて代用できるのか】検証したところ、代用できました。
ブラシを使用する場合と同じく、アッパーにスプレーをした後に、Scをしみ込ませたウェットティッシュで拭き取るだけです。

メリット

ブラシのように、擦っても水が散ったりせず、用意や片付けがラク。(捨てるだけなので)
革をゴシゴシするのに躊躇する時もオススメですし、出先での応急処置としても応用できそうです。

撥水スプレー Sp(Sneaker protector)

他社の防水スプレーと大きく異なる特徴は、ウォーターベースの撥水剤であるということらしく、ガスなどの充填物が入っていません。
今回はメッシュの面積が多めのML2002Rで検証してみます。


  • step.1

    新品・ケア後でなければブラッシングでホコリを落とす。
    15cmほど離してアッパーに吹きかけていく。


  • step.2

    日陰で乾かす~吹きかけるを2・3回繰り返します。
    ドライヤーの温熱を浴びせてあげるとより効果が発揮されるそうです!
    はっ水処理はこれで終わりです。


  • step.3 検証

    たっぷりと水を浴びせます。まずこの量の水を街中で浴びる事はないのですが、逆を言えばこれに耐えれたら合格です。

    スニーカーラボ撥水結果


    結果、メッシュは貫通してしまいました・・・革や合皮の部分は、まだ耐えてました。
    メッシュ部分にも強いのはアメダス一択です。やっぱりフッ素には劣るかぁ・・・。

    ただし「革に防水スプレーを塗りたくるのがイヤなんですけど!!」という方にとっては良さそうかなと思いました。
    (フッ素はこすれに弱いので残留せずに、だんだん剥がれ落ちていくと言われています )
    そもそも雨の日に履かない、日常のホコリや汚れを避けたいという軽い感覚で使うのが良さそうです。


ポイント

一般的な防水スプレーは必ず屋外で使用しないと健康被害が起きますが、そういったものよりもマイルドな印象でした。(念のため屋外で使用しました)
処分するときにガス抜きをしたりしなくていいし持ち運べるのが最大のメリットです!においというか、ガスで気分が悪くなる方にもオススメです。
ただ、充分な効果が発揮できる日数は2・3日だそうです。 

におい分解Op (Odor protector)


  • step.1

    インソールを外して、インソールと靴の中にかける。かけすぎたら翌朝乾いてないなどもあり得るので、次の日履くなら適度に。
    インソールが外れないスニーカーはそのままかける。


  • step.2

    6~8時間乾燥させる。
    低反発のインソール(MEMORYFOAM)などは水分を吸ったら乾きにくいので1日は乾かしたほうがいいと思います。


  • step.3

    もともとニオイが気になる方ではないので、的確な感想を言うのが難しいのですが・・・乾燥後はサッパリした匂いがほのかに残っていました。
    気になるポイントとしては、ガスじゃないのでミストの散布範囲が狭く、靴の奥までしっかりスプレーするのは難しかったです。

    製品自体の香りはキツくなく、無印良品のアロマコーナーの匂いがします。精油っぽい匂いです。
    こちらもSc同様、80時間働くバクテリアがニオイの元を分解してくれる仕組みです。

    ガス缶タイプではないので処分がラク・持ち運びも可能というメリットはあります。


他社製品との比較

クリーナー

 Scジェイソンマークコロンブス リキッドシャンプー
 
メイン成分バチルス発酵物(バクテリア)界面活性剤界面活性剤
洗い方部分的に濡れる(軽く湿る程度)部分的に濡れる丸洗い
価格¥1,100~¥2,200~¥1,320
容量50ml118ml150ml

防水スプレー

 SpアメダスCREP
 
メイン成分ウォーターベースフッ素フッ素
持ち(目安)2~3日2~7日3~4週間(2・3度重ね付けした場合)
容量50ml(10足分)60ml(10足)~420ml(70足分)200ml (12足分)
価格¥880~¥660~¥2,200¥2,200

まとめ

結論

クリーナーはスニーカーラボ一択!どのメーカーよりも一番使いやすい。
撥水スプレーはちょっと微妙なので、しっかり撥水したいならアメダスなどがおすすめ。


  • コスパ

    「スニーカーラボの製品は50mlで880円するのでコスパ悪い・・・」と言われているのを見かけます。
    確かに他のメーカーに比べるとコスパは最悪です。
    体感として、片足5~7プッシュくらいで充分キレイになったのでバシャバシャ使わなければ、それなりに持ちそうです。

    特にスニーカークリーナーに関しては、ジェイソンマークやコロンブスは革に使うと革がパリッとしてしまったりするのが気になっていました。
    Scはそういった感じが無かったので、ケアが初めてで自信がない方にもオススメできます。


  • 使いやすさ

    洗剤不使用なので、革の風合いが変わらない・変色しにくい(黄ばみの原因=洗剤)と感じました。
    におい残りもないので使いやすいです。

    しっかりと防水したいなら、アメダスやクレップがおすすめです。
    あくまで軽く撥水させるため・成分が残留するのがイヤという方には向いている商品だと思いました。



SNEAKER LAB(スニーカーラボ)
¥1,540 (2023/01/30 23:02時点 | Amazon調べ)
  • この記事を書いた人
may

may

製靴の専門学校を卒業後、574の履き心地に衝撃を受けたことをきっかけにシューズの良さを1人でも多くの人に伝えたいという思いからnew balanceの店舗で働き年間数千人以上の接客をしてきました。 足のサイズは25.5cm。メンズもレディースも両方いけます。

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