広告 モデル

ニューバランスM2002Rミュール レビュー

ニューバランスの人気モデル2002Rの亜種に、スリッパ感覚で履けるミュールがあるのをご存じですか。
こんなの知ってしまったら、もう戻れないだろー!!!ダメ人間になってしまうー!!!と唸ってしまう一足となっております。
これから暖かくなってきて、ファッションとして履くことも、チョイ履きとしても大活躍しそうです。

元店員の正直レビュー

そもそもミュールとは

靴業界では、【つま先の革のみで足を押さえるタイプの靴】をミュールと定義します。
ミュールと聞くと、【女性の履物】【ヒールが高いサンダル】を想像してしまう方も多いかもしれません・・・。
今回レビューするニューバランスのミュールは、男女兼用となっていますのでご安心を。

人をダメにするほどの快適さ

2020年のデビュー以来、魅惑の履き心地で人々を虜にしてきた2002Rのクッショニングはそのまま。
それに加えて見ての通り、足をスポッと入れるだけで履くことができる極限までラクできる一足。

「じゃあサンダルで良いじゃん」と思った方もいるかと思いますが・・・

  • サンダルや似たような形状のシューズよりもホールド感が断然しっかりしている。
  • ホールドされるので歩行時にすり足にならず、靴が脱げない。
  • ファッショナブルなので、だらしない印象にならない

以上のような魅力がある、スリッパ以上スニーカー未満の合法的にラクできるシューズです。
これに慣れてはいかん・・・!と葛藤する日々になること間違いなし。

ミュールを履くシチュエーション

  • リラックスしたいとき
  • 靴の脱ぎ履きが多い時や職場などで
  • 冬場サンダルの代わりに

歩きやすさは★4

結論

実際に履くと脱げにくく、長時間歩行にも対応できる

スニーカーの歩きやすさの基準は、【サイズがしっくり来て、痛いところも無く、歩いてて気になることがない】状態です。

このミュールはスニーカーと違って、足全体が包まれる構造ではないので、フィット感とか無縁に見えるんじゃないかなと思います。
ですが一般的なスリッパみたいに、【甲がゆるゆる。歩くとどっかに飛んでいく】という事はありません。

かかと部分が硬めのカップ状になっているので、かかとをしっかり捉えてくれます。
蹴りだしの度にかかとが浮いてパタパタしません。

甲はやや低めで、中足部がキュッと細いので足にしっかりフィットします。
ヒモも無いし、踵も無いのでどうなってんだ!?と思っていましたが、流石ニューバランスは裏切りません。
このミュールを履いて旅行や全力疾走もしました。(笑)
長時間歩いても疲れる感じは特に感じませんでした。

サイズはぴったりで履くべき

サイズ感

甲低め・中足部(ふまず付近)細め。普段スニーカーを大きめで履いている方は、サイズを下げたほうが履きやすい。

スタンダードな2002Rは25.5cmを履いていますが、履き慣れたらユルくなってきたので、5mm下げて買いました。
そもそも、スニーカーではないのでピッタリで履くのがオススメです!
大きめで履くと、足が靴の中で動いて歩きづらくなりそうなのと、ソール摩耗の原因になります。

搭載機能

スタビリティウェブ

スタビリティウェブは、軽量なTPU素材でアーチ部分を補強している構造。
中足部が過度に屈曲しないようにし、指の蹴りだしが適切にできるようにサポートしてくれます。

ミッドソールの機能

ABZORB

ほぼ100%衝撃を吸収するクッション素材。
ニューバランスで一番人気の別売りインソールサポーティブリバウンドインソール(LAM35689)にも贅沢に使われている、いわゆる疲れにくいクッションとして有名。
高級なニューバランスにもよく搭載されていたりと、わりと出現率は高め。

N-ERGY

【優れたクッション性と、エナジーリターンをもたらす弾性素材】という説明通り、確かに【スーパーボールを打ち付けて跳ね返るような感触】が体感できます。
ノーマルな2002Rを2年履きまくっていますが、ポヨンとする弾性は健在です!
EVAでありがちな経年でクッションがヘタる感じは無いので、耐久性も高い方だと思います。

1つ気になる点を挙げるとしたら、溝や隙間が多くて掃除がしづらい。
ミュール2002Rはほぼサンダルなので、ポヨンとする感覚はノーマルな2002Rに比べ弱い。(享受しきれてない感じ)

ACTIVA LITE

クッション性・耐久性・軽量性を両立させたクッション素材のACTIVAにさらなる改良を施したのが、ACTIVALITE。
大人気モデルの990v4,990v5にも使われている。990フリークの方にも納得してもらえる履き心地。

アウトソールの機能

Nデュランス

硬くて丈夫な耐摩耗性に優れたラバー素材。ゆえにシューズの寿命が延びます。
最も摩耗してすり減りやすいかかとなどに見られることが多いです。
しっかりと硬さ・厚みもあって、心強い!ビブラムソールに似ている感じがします。

別売りのインソールとの相性

ミュールは足全体が包まれる構造ではないため、スニーカーよりも足が前後に滑りやすくなります。
私は別売りのインソールサポーティブリバウンドインソール(LAM35689)に入れ替えて履いていますが、インソール表面の滑り止めによって足が更にホールドされるようになったのでオススメです!
サイズ感も変わることなく履けています。
ただし、元々甲が低めのつくりなので、甲高の方は注意が必要かもしれません。

2002Rシリーズ3種比較

 
モデルミュール2002R icon2002R iconGORE-TEX2002R icon
サイズ感甲低め・幅細め幅ゆったりめノーマルな2002Rより
全体的に少し大きめ
履き心地・感触足全体がしっかりホールドされる
アッパーの生地硬め
最もN-ERGYの柔らかさを体感できる
靴全体が柔らかい
靴全体が硬く剛性がある
歩くと最も接地感を感じる

結論

同じクッションが付いていても、履き心地や足入れの感覚がモデルごとにそれぞれ異なる。

多くの人から愛されるスタンダードな2002Rは、この3つの中で最も【全体的に柔らかくてフワフワしている】と感じます。
それを踏まえた上でゴアテックスモデルや、ミュールを履くと「思っていたのと違うぞ」と感じる方もいるかもしれません。
それぞれ用途に応じた仕様になっているので、そこも個性として楽しんでもらえたら・・・!と思います。

ポイント

  • ゴアテックス(防水素材)がアッパーに貼られていると硬くなる。靴底も独特の硬さあり。
  • ミュールは脱げにくい仕様になっている(アッパーは硬く、幅細め)

まとめ

暖かい季節にサンダル変わりに履いても良し、冬場に厚手のソックスと合わせても可愛い。
サンダルほどラフになりすぎず、リラックスできるシューズをお探しの方に是非履いていただきたい1足です。

正直、最初はこの見た目を受け入れられなかったのですが、飛行機でラクしたい気持ちに負け購入したら大正解でした。
飛行機に限らず乗り物に乗っている時間が苦痛な方はこれ履いてリラックスしましょう・・・職場の上履きとかでも良いですね。

ちなみに、海外の通販だと日本未発売カラーもあったりするのでオススメです。私も海外から輸入しました。
(¥16,666以下だと関税がかからないので買いやすいです!)

これから夏が開幕するので、サンダルが欲しいんだけど・・・という方はここからサンダルをご覧いただけます

  • この記事を書いた人
may

may

製靴の専門学校を卒業後、574の履き心地に衝撃を受けたことをきっかけにシューズの良さを1人でも多くの人に伝えたいという思いからnew balanceの店舗で働き年間数千人以上の接客をしてきました。 足のサイズは25.5cm。メンズもレディースも両方いけます。

-モデル
-, , , ,