雨の日に濡れない。大人気2002Rの完全防水モデル
雨の日には防水スプレーで対応している。ごつい革の靴なら濡れない気がするんだよね・・・!となんとかやり過ごしている方に朗報です。
どんなに豪雨が降っていようが足が濡れないニューバランスのスニーカー、あります。
髪が湿気で崩れることは仕方がないけれど、足元はどうにかできます!!!
とりあえず家から駅まで5分以上歩く人は買ってください。
ゴアテックス搭載モデル一覧
カジュアル | CM996XA2 | UXC72 | M5740 |
ウォーキング | MW880GB5 | WW880(レディースモデル) | Fresh Foam Arishi v4 |
トレイル | URAINXAC | URAINXAN |
今回レビューするのは、雨に濡れない2002ですが、もちろんゴアテックスを搭載していないスタンダードな2002R との比較もしていきます。
元店員のレビュー
雨に濡れないのはゴアテックスのおかげ

そんなうまい話があるのか・・・。と半信半疑の方もいらっしゃるかと思いますが、真冬に汗だくでスキーをする私はゴアテックスのウェアを着ています。
厚着をして運動するので、マイナス10度の北海道にも関わらずあっという間に汗だくになります。
でもゴアテックスのウェアを着ているので、汗がびちゃびちゃになる事もないですし、雨が降ってきても雨を弾くので体が濡れて凍え死ぬこともなく過ごせています。
(水蒸気となった汗がウェアの外に排出されるため)
アッパー構造

防水モデルはタンがアッパーと一体化して袋状になっているので、ガバっと大きく開く構造ではありません。
また、表から見るとメッシュの部分から染みてこないのか!?と不安になると思いますが、靴の内側全体にゴアテックスのメンブレンが貼ってあるので心配ご無用。

個人的な感想としては、ゴアテックスはレインシューズみたいに蒸れている事が気にならないし、真冬に風が吹いても寒くないです。
他社防水メンブレン【EVENT】の靴も持っていますが、やや蒸れやすく、汗で足が冷えるのが気になります。

ゴアテックス製品の価格が高い!と言われますが、機能はちゃんとしているのでそこは自信をもってオススメできます。
モチモチで弾む楽しい履き心地

全体的な感触はフワフワ系。
特に、かかとを地面に接地した時、ポヨンとする弾性があり、履いていて楽しいです。
ミッドソールのかかとの部分にある、かわいいグミのような見た目のエナジー(Nergy)が弾性の正体です。
「この履き心地の虜になった方は多いのでは」と断言できるくらい、2020年以降街中で履いている人を今でも沢山見かけます。
高機能のソールで疲れにくさ無双
クッションが心地よくて疲れにくいスニーカーは星の数ほどありますが、2002Rは【ただの単純なソール構造ではない】のです。

革靴の内部にシャンク(ふまず芯)という歩行安定性を高め、靴の変形を防ぐ背骨のようなものが入っています。
なんと2002Rにはシャンクの役割をもつスタビリティウェブが搭載されています。
一般的にスニーカーにはシャンクを使用しないので、あえて入っているのが他のメーカーさんにはない良さだと思います。
材質は違いますが、M920やM990v3にもシャンクが入っているので、迷っているなら買うべき。感動します!
とにかく軽い薄くて強いプラ素材なのでまったく邪魔しません。
最初のうちはしゃがむとパキパキ音鳴りがしていましたが、次第にしなくなりますし壊れやすいという事もありません。
スタンダードな2002Rとの比較
サイズ感は少し異なる・・・?
私はアジア生産モデルは一貫して25.5cmを履きますが、今回は25cmを購入しました。
ゴアテックスの25cmは、ノーマルな2002Rの25.5cmと大差ないと感じます。
あとはノーマルな2002Rが少しだけ大きいかも?という感じがあったので、下げました。
- 既に2002を持っていて、サイズに問題がない・・・同じサイズ
- 既に持っている2002がちょっと大きい・・・5mm下げてもいい
- 2002を持っていないので分からない・・・他モデルで持っているものがあればそのサイズで
余談ですが2年ほど前に購入したゴアテックスのシューズML801は店頭に在庫がなく仕方なく26cmを購入しました。
それでも縦の長さは大きいとは感じず、むしろ幅が痛くて一日履いていられないのです。
防水製品は仕方がないのか・・・などと考えていましたがモデルや仕様によってサイズ感など全然違うのだなと勉強になりました。
足入れの感触も違う
スタンダードな2002Rはもう2年ほど履き倒していますが、グニャっとした柔らかさのアッパーです。
(くたびれているというワケではなく)
逆にゴアテックスの方は、硬めでパリッとしているので【アッパーが常に立っている】感じがあります。
普段メッシュ主体の柔らかいスニーカーしか履かない方からしたら硬いと感じますが、雨の日用としてはダントツで履きやすいです。

ライニング(かかと部分)のフワフワ感も違います。
ゴアテックスの面積を多くする為にかかとはカチカチです。
構造上、アッパーとゴアの間にフワフワ要素を仕込んでしまうと、濡れたら大変なことになってしまうので致し方無いと思います。
ノーマルの2002のライニングは、足首の枕ですか!?ってくらいにフカフカです。
個人的にコレが堪らないので寂しいですが、背に腹は代えられないのです。
スペック比較
2002Rゴアテックス | ノーマル2002R | |
![]() | ||
重量(片足) | 370g | 307g |
価格 | ¥24,200 | ¥17,380~¥24,200 |
通気性 | ||
サイズ感 | 少し大きめで硬い | 前足部が広く伸びやすい |
CM996・ML574と比較
持っているよ!履いたことがあるよ!という方がダントツで多いニューバランスの二大巨塔CM996・ML574と比較していきます!
ちなみに私は両方とも25.5cmを履き、幅普通、かかと小さめ、偏平足の女性です。
2002Rゴアテックス | ML574(25.5cm) | CM996(25.5cm) | |
![]() | ![]() | ![]() | |
横幅 | 遊ぶ余裕がある ゆったりめ | ピタッと密着する感触 苦痛ではない | タイトで細い アッパーが柔らかいので大丈夫 |
足長 | 親指は当たらない 5mm上げるとちょっと余る | 親指が先についている サイズを上げるとデカくなりすぎ るため× | 親指が先についている |
かかと | 踵が抜ける感じはない | 踵の密着度合いは弱く 踵が抜ける感じがある | 踵が浅いが574よりは 抜ける感じはない |
まとめ

最悪な雨の日もおしゃれを楽しめて履き心地も妥協しないニューバランス。
防水仕様のシューズは山屋っぽすぎたり、履き心地があまり良くないものも多く、悩ましい問題です。
今回レビューした防水仕様の2002Rは、雨の日であってもどこまでも歩いてしまうほど快適な一足です。
最近ではニューバランスの超人気モデル、CM996の防水仕様もあるので是非チェックしてみてください。
1足持っておけば、雨の日にどうしよう・・・と慌てる事もなく快適に過ごせています!