広告 モデル

ニューバランスM990v6購入レビュー 

M990v6ってこんなモデル

一般的にニューバランスの【顔】といえば、CM996ML574を連想しがちですが、実は【990こそがニューバランス】と言えるほど990はニューバランスを背負った、ガチの名作です。

  • 990は、リリースされた時代の最新技術を反映した名品
  • そのため初代から地続きのグラデーションになっていて、変遷を知れる面白いモデル
  • USA本社のジム・デービス会長の許可なしではリリースできないシビアなモデル

余談ですが、大谷さんがこのムービーで履いているのも990v6です。

元店員の正直レビュー

足が勝手に出て止まらない履き心地

ポイント

ランニングシューズ、それもレーシングタイプにかなり寄った履き心地で、身体を勝手に運んでくれ足さばき良好◎

今までの990や、NBの”ライフスタイルカテゴリー”というものに属するカジュアルシューズ(CM996やML574など)は、つま先の反りがキツくなく、靴底はフラットなものが多い。
990v6(以下v6)は、球体の上に立っているような、ゆらゆらと揺れるようなライド感が強く、「なんだこれぇ・・・」と語彙消失でした。
更には虜になるようなモチモチの履き心地です。

そのあと街歩きしてみました。
サクサク楽に歩けるのは勿論、そもそもフィット感が最高に良く靴の中で足がゴソゴソしないので、【靴を履いている感】が少なく、靴が自分の身体の一部になったようです。
機能面だけでいえば、歩くのが好きな方へのプレゼントにはとってもオススメです。

受け入れ難かったv6の顔

ポイント

古臭いだのダサいだの言われがちなニューバランスですが、990というモデルだけは毎回絶対にデザインが変わるのも見どころ。

最初v6を見た時の衝撃は忘れられません。正直、このデザイン履きこなせる気がしないし、あまり好きじゃないなと思っていました。
多分同じ気持ちの方、いらっしゃるのではないでしょうか・・・・。

結論、かわいい服にも合うじゃねぇか~という感じで気に入っています。
顔が好きじゃないとか思っててごめんなさい。

定番のCM996やML574はず~~っと顔が変わらないのに、990だけは毎回アップデートしていくたびに変わって行くのが面白いですよね。

革命1:サドル必要説を覆した

更新された990v6のデザインでは、従来のミッドフットサドル(足の甲を横断するパーツ)が不要になり、ピッグスキンスエードとシンセティックレザーのオーバーレイが、メッシュアッパーの上をかかとからつま先まで流れるように配置されています。

ニューバランス公式

ニューバランス公式の説明にこういった記述があり、めちゃくちゃ良い事を言っているのにあんまり伝わってなさそうなのが残念なので、観察しました。

革靴やスニーカーには【サドル】というパーツがあります。
ヒモが締まると引きあがるので、足を両サイドから包んでフィット感を向上させるのがサドルの役割です。
ところが「v6は軽量性あげるためにサドル無くしたで~」というワケなのですが、靴を作る側からしたら非常に厄介なデザインです。

作り手泣かせのデザイン

ここが厄介

  • 大きいサドル一枚なら作業工程が少なくて済むのに・・・泣
  • 細かいパーツ配置になったので縫製時の工程が増える
  • 小さいパーツのカーブをキレイに縫うのは大変(クレームのリスクを背負う)

これらを踏まえた上での至高なら、私はこういったところにニューバランスの本気を感じました。
正直ラクできて沢山作れたほうが良いに越したことは無いじゃないですか・・・
作り手泣かせの仕様でコストがかかっていると思うので、個人的にはこの値段でも仕方ないと思います。

革命2:反発弾性の鬼FuelCell

FuelCellとは

ポリウレタンに窒素を加え、強い反発性と軽量性を両立させたクッション。スピード感・ライド感が強い。

FuelCell(フューエルセル)という、2019年頃に出てきた新しいクッション素材をv6に搭載しています。今までの990シリーズには使われたことがありません。
ポリウレタンに窒素を加えた新素材という事で、たかがスニーカーでも、技術が確実に進んでいることを体感できますよね。
ポリウレタンに窒素だなんて、従来の定番のEVAやポリウレタンから言えば随分飛躍しているなと思います。

革命3:ミッドソール構造

ポイント

  • 今までの990にあったカウンタリーインフォーサーも無い。
  • かかとはしっかり硬く、前足部にかけて柔らかく屈曲しやすくなっている


FuelCellはかなり柔らかめでライド感が強いクッションなので、本来なら歩行時の足ブレを懸念してしまいます。
かかとからふまずにかけて、硬めのENCAP構造を設置していることでその問題をクリアしています。


990v1からずっとあった、カウンタリーインフォーサー(かかとの補強)も取っ払っていますがブレブレせず安定感良し。
その代わりに硬めのENCAPの部分が少し高くなっているので、かかとがしっかり固定されています。
個人的に、これもかなりの革命だと思っています。

アウトソール

アウトソールには、耐摩耗性に長けているNデュランスを使用。
つま先の方にかけて、屈曲する部分に溝が入っているので、スムーズな蹴りだしがしやすいと感じました。
こういったところはランニングシューズ要素がかなり強いです!

23FWよりヒールロゴ変更あり

メンズ、ウィメンズともに2023年秋冬から順次ヒールロゴが変更になったとNB公式からアナウンスがありました。
詳しくはこちら から確認できます!
これから購入する方はどっちが届くか分からないですが、不良品ではないのでご安心ください。

他モデルと比較

比較①
モデル名製品画像産地価格販路
M990v6アメリカ¥36,300NB公式
セレクトショップ等
CM996チャイナ/ベトナム 
(アメリカ製はM996)
¥16,280どの靴屋にもある
Amazon
ML574チャイナ/ベトナム¥11,990どの靴屋にもある
Amazon
比較②
モデル名製品画像ソールの厚み履き心地
M990v6かかとが厚い細目柔らかい
CM996薄い細目柔らかい
ML574普通ゆったり少し硬さあり

主な違い

  • 価格差・・・M990v6はアメリカ製のハンドクラフト(=高コスト)CM996・ML574は大量生産
  • 素材・・・アメリカ製はレザーの質が良いものを使用。CM996、ML574は比較的安価な合皮やリサイクルレザーを使用

結局どれを買うべきか?と迷っている場合

  • 質の良いもの、一足でバッチリ決まる主役を持っていたい場合M990v6
  • 汚れるの前提でコスパが良く、かつ疲れにくいものが欲しい場合CM996、ML574

価格差が2万円ほどあるので、なかなか手を出しづらい!という方も多くいらっしゃるかと思います。
990シリーズであれば、まず履き心地で後悔させることは無いかなと思っています!
履いた時の佇まいは明らかに他とは比べ物にならないので自信をもってオススメします。

もちろんCM996、ML574ともニューバランスの二大巨塔とされるシューズで、大量生産にしては仕上りも綺麗でクッション機能もちゃんと備わっています。
安いから粗悪、ダサいという事はありませんので、ライフスタイルに合わせた選び方が良いと思います。

まとめ


  • サドルを排除しても機能性は向上

    軽量化のために今まで当たり前だったサドルをなくすことを可能にした。


  • FuelCellを搭載

    スピード&ライド感。強い反発性と軽量性を兼ねそろえた新しいクッションを搭載
    柔らかいのに安定感がある


  • 作り手泣かせのデザイン

    今までの990の中でアッパーに細かいパーツが多用されていてコストがかかっている。
    正直この価格でも仕方ない!


般的なスニーカーの倍以上のお値段がしますが、ニューバランスの看板を背負ったモデルだけあって、履いた者にしか分からない極上の一足。
絶対にカッコよく決まるスニーカーが欲しい方にも自信をもってオススメします。

私はたくさん歩くのがあんまり好きではないのですが、v6はもうちょっと歩こうかな~と思えるくらい履いていて楽しいです。

今回取り上げたのは6代目の990ですが、過去の990もリバイバルしていて買うことが可能です。

  • 990v1(初代)
  • 990v2(2代目)
  • 990v3(3代目)
  • 990v4(4代目)
  • 990v5(5代目)

また、v6は随時再入荷していますが、海外サイトから個人輸入をしたりStockXで購入することも可能です。
真贋鑑定がなメルカリなどは偽物を掴まされる可能性もあるので注意してください!

  • この記事を書いた人
may

may

製靴の専門学校を卒業後、574の履き心地に衝撃を受けたことをきっかけにシューズの良さを1人でも多くの人に伝えたいという思いからnew balanceの店舗で働き年間数千人以上の接客をしてきました。 足のサイズは25.5cm。メンズもレディースも両方いけます。

-モデル
-, , , ,